春の光がやわらかくなって、街には新入生や新社会人のまっすぐな笑顔があふれる4月。
わが家でも、毎年の“新しいスタート”があります。ジャガイモの植え付けです。
3月上旬に買っておいた種イモを、ベランダでひなたぼっこさせる「浴光催芽」。
おひさまをたっぷり浴びたイモたちは、産毛に包まれた黒光りの芽を、誇らしげに伸ばしてきます。
約1か月かけて元気な芽が出たその種イモを、耕した畑へそっと植えつける。
収穫は6月下旬から7月。
今年の品種は、ほくほくの きたあかり と、しっとり系の メークイン。どちらも間違いなくおいしい相棒です。



目次
ジャガイモは、登山者にとって“最強のエネルギー源”
野菜ソムリエとして、そして登山者として、声を大にして言いたいのがこれ。
ジャガイモは山でこそ輝く食材です。
- エネルギー源になる炭水化物が豊富
でも米やパンより水分が多いので、カロリーは控えめ。ゆっくり吸収される“やさしいエネルギー”。 - ビタミンCが壊れにくい
デンプンに守られているので、加熱しても残りやすい。
疲労回復や紫外線対策にうれしい栄養です。 - カリウムが豊富
カリウム不足は“足のつり”の原因に。
長時間歩く登山では、地味だけどとても大事。
ただし、生のジャガイモは重いし、調理も手間。
そこで山で頼りになるのが 乾燥マッシュポテト。
お湯を注ぐだけで、あっという間にジャガイモ料理が完成します。

【山ごはんレシピ】じゃがいものアリゴ風
フランスの郷土料理「アリゴ」を、山仕様にアレンジ。
軽い・早い・おいしいの三拍子そろった山ごはんです。
材料(2人分)
- 乾燥マッシュポテト:大さじ8(約30g)
- お湯:120cc
- コンソメ:適量
- さけるチーズ:適量
- お好きなパン:適量
作り方
- コッヘルでお湯を沸かし、コンソメを溶かす
- 火を止めて乾燥マッシュポテトを入れ、よく混ぜる
- 細かく裂いたチーズを加え、余熱でとろんとするまで混ぜる
- お好みで黒コショウを加えても良い
好きなパンにのせれば、山の上とは思えない満足感。
荷物も軽く、調理も簡単。春から夏の山歩きにぴったりです。
ちなみに乾燥していてもカリウムはしっかり含まれています!
春の畑仕事と、初夏の山歩き。
どちらも自然のリズムに寄り添いながら、自分のペースで育てていく時間。
そんな“山とやさい”のつながりを、これからも少しずつお届けしていきます。
今日も、山とやさいと、からだに満ちていく“ベジチャージ”を。
次の季節も、どうぞお楽しみに。





