【野菜の教室 】全国トマト選手権で見つけた「今食べるべきトマト」

トマトの食べ比べ・ミディトマトのおすすめ品種・糖度の高いトマトの保存方法・全国トマト選手権の結果が気になる方へ。

先日、日本野菜ソムリエ協会が主催する 「第5回 全国トマト選手権(ミディトマト部門)」で評価員を務めてきました。

一般的にトマトは小さくなるほど味が濃く糖度が高くなると言われています。 その中で“中玉”にあたるミディトマトは、大玉トマトの食べ応えミニトマトの濃さと甘さの“いいとこ取り”をした、実はとても奥深いカテゴリーです。

最近では機能性表示食品のミディトマトも増え、スーパーの棚には袋詰めのミディがずらり。 その姿はまるで、「群雄割拠のボーイズグループ」がステージに集結したような熱気すらあります。

スーパーに並ぶ機能性をうたったミディトマトたち

今回、全45品のうち24品をブラインド審査で試食。これは、生産地も生産者名も一切伏せて、見た目と味だけで評価する方法です。先入観をゼロにして、純粋に“トマトそのものの実力”だけを比べるガチンコ勝負・・・!ラベルもブランド名も見えない状態で、 ひと粒ひと粒と向き合う、貴重な体験でした。

その中で「これはすごい…!」と心をつかまれたトマトをご紹介します。

番号だけがつけられ、生産地も生産者も伏せられた状態で試食します
目次

僕のNo.1】瀬戸内の太陽が弾ける!「越田のフルーツトマト」

24品を食べ比べた中で、迷わず最高得点をつけたのが 広島県・越田農園さんの「越田のフルーツトマト」

試食した直後の僕のコメントがこちら・・・

見た目がまず圧倒的に良い。太陽の恵みを体現したような際立つビジュアルで、食べる前からワクワク! 甘みと酸味のバランスは抜群で、果汁もゴージャス!これ、大好きです!

食感は「サクッ、からのジュワ〜!」。 甘さはしっかりあるのに、洗練されすぎていない“トマト本来のうまみ”がぎゅっと詰まっていました。今回の選手権では見事入賞を受賞。

ネットで探すと、ふるさと納税で2kg・1万5千円のものを発見しましたが、ちょっと贅沢かな・・・と、今回は見送りました。でも、いつか瀬戸内を訪れる機会があれば、ぜひぜひ現地で再会したいトマト!!です。https://www.furusato-tax.jp/product/detail/34431/6142979?msockid=33d26442e25365891ad57198e356647d

24品試食した中で、一番のお気に入り!32番 越田農園のフルーツトマト

ここで野菜ソムリエからの豆情報!🍅糖度の高いトマトの正しい保存方法

フルーツトマトのように糖度の高いトマトは、冷やしすぎると甘さや香りが弱くなることがあります。

  • 冷蔵庫の“強い冷気”は避ける
  • かごやバスケットに入れて、風通しの良い場所で常温保存(約1週間)
  • 食べる1〜2時間前に軽く冷やすと、甘さと香りが引き立つ
  • 熟度の進んだものはポリ袋などに入れ、冷蔵庫の野菜室で保存(約1週間)

“おいしさのピーク”を逃さないための、ちょっとしたコツです。

【特別賞】トマトの概念が変わる!?東京・日野の「ひのもととまと」

続いてご紹介したいのが、東京都日野市・tiny sun farmさんの 「ひのもととまと」

なんと、今回の特別賞 「推しトマト」賞を受賞。

試食直後の僕のコメントはこちら。

最も個性的なトマト。もはやトマトというより“グミ”。こんな食感、食べたことがない。誰かに自慢したくなる驚きの体験です。

甘さや酸味の評価軸を超えた、唯一無二の“食感系トマト”。 肉厚でやわらかく、弾力のある食感が甘さとあいまって、不思議な味わい。しかもこのトマト、都内の農家さんが作っていると知ってびっくり。

実は日野市は都市農業が盛んで、冬から春にかけてのトマト栽培が熱い地域。 4月には「ひのトマトフェス」というイベントまで開催され、 多様なブランドトマトが集まる“トマトの街”なのだとか。

こちら、tiny sun farmさんは「地元での即売会が中心」とのこと。なので、登山で奥多摩方面へ行く際には、ちょっと寄り道してでもゲットしたい…と心に決めています。今年は終わってしまいましたが「ひのトマトフェス」も行かなきゃ!だな。https://www.hinotomatofes.com/

ミディトマトのトレンドは「多様性」へ

かつてミディトマトといえば、フルティカに代表される 「糖度が高く皮が薄いフルーツトマト」が主流でした。

しかし今回の選手権で感じたのは、

  • 食感の進化
  • うまみの深さの追求
  • “甘いだけじゃない”個性の競演

生産者さんの「甘さのその先をどう楽しませるか?」という挑戦が、 舌で伝わってくる熱い選手権でした。

個性的なトマトがズラリ!で、評価がとても難しい・・・

今年の夏、わが家の畑でもミディに挑戦!

さて、八ヶ岳山麓の小さな畑も、いよいよトマトの植え付けシーズン。 例年どおり、ゴールデンウィーク明けの“遅霜”の心配がなくなってから苗を植えます。

今年は選手権の刺激を受けて、 ミニトマトだけでなくミディトマトにも挑戦しようか!?と企んでいます。

でもきっと、ミニにはない難しさがあるのだろうな~。果たして、このブログで収穫の報告はできるのか?!

去年収穫したミニトマト
いよいよ2026年夏野菜のシーズンがはじまります!

▼ 選手権の詳細はプレスリリースでもチェック!

今回の結果発表プレスリリースには、僕のコメントも掲載されています。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000160.000110263.html

今日もおいしい野菜を食べて、元気にベジチャージしていきましょう!

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